大正時代

投稿日:2013年10月22日|カテゴリ:若先生日記

北区は東京の中でも高齢者の方が多い区と言われてます。
今月はなぜか僕は大正生まれの患者さんが普段より多い気がします。
最近は長男坊の社会の勉強にたまに付き合いながら歴史のお勉強をしなおしておりますが
大正時代というのは1912年~1926年(でいいのか?)
すなわち僕が診ている大正生まれの患者さんは上は101歳下は87歳ということになります。
えー今日はちょうど100歳の方がいらっしゃいました。
仕事ではありますが個人的に普通に100歳の方と普通にお話しながら診療できるのはとても楽しいし嬉しいです。
90歳代の方は若いと感じてしまいます(実際皆さん元気なので若く感じます)
80歳代前半の患者さんに「もう歳だから」と言われても「まだまだ全然若いじゃないですか」とお世辞なしで素で言えてしまう自分の感覚が何か好きです。

写真は患者さんの作品です。
先週末まで飛鳥山公園内でやっていた「人間国宝 奥山峰石と北区の工芸作品展」で作品をだされております。
人形なので作品展の中でも目を引きます。
僕は治療しながらいつも人形を作ることでいろいろ質問してたら作品のひとつを持ってきてもらって見せていただく機会がありました。
(工芸展とかだと写真撮るのNGなのですが診療所に持ってきていただいた時は写真を撮らせていただきました。)
この人形を見て思ったのはまずどの方向から見ても本物っぽくて見る方向でいろんな印象を持てることです。
上からみたり、後ろから見た人形の姿もなんかいいんですよねぇ。ちゃんと背中にも表情がある感じがします。
今年の飛鳥山での工芸展では作るまでの過程がわかるようにいろんな工具や材料も展示されていて例年以上に面白かったのですが
作品を作ったご本人のお話のひとつに人形に着せる生地を探すのが本当に難しくなったとおっしゃってました。
生地はイメージした時代のものをなるべく使うようで大正時代につくられた生地を探すのは困難を極めるおっしゃっていたのは印象深いです。
この夏に見た映画「風立ちぬ」は大正時代から昭和にかけての描写がとても美しかった。
あの映画では確か登場人物の台詞とか言葉の言い回しも大正時代の当時のものに合わせるのに苦労したと何かの記事で読んだ記憶があるのですが
なんか大正時代って独特の「品」みたいなのがあるのを感じます。言葉とかでも。
だから生地ひとつ探すのでも大正時代のものを探したいという気持ちが生まれるのもなんかうなずけます。
昭和生まれ ドリフ、おれたちひょうきん族をTVで見て育った「志村うしろ」世代生まれの僕
大正時代の文化とかにこの歳になって気になってる今日このごろなのであります。