ミスしちゃいけない じゃ もう勝てない時代

投稿日:2013年11月22日|カテゴリ:若先生日記

「ドルトムントの選手たちは、ミスが起こったことを 喜んでいた。」
えー今日仕事帰りに本屋で買った本
「サッカーはミスが9割」 北 健一郎 著 ガイドワークス
にこんなことが書かれております。

ミスを喜ぶ?

うーん題名だけ見ると「ミス」という言葉からネガティブなイメージがあってもしかしたらいまいち手にとって読む気にならないかも知れませんが
内容はかなり面白いです。現代サッカーというか2013年11月現在のほぼ今、サッカーで一番大切な要素は何なのか おそらくこの本以上にちゃんと書いている本はないと思える内容です。

サッカー日本代表 オランダに善戦し、ベルギーに勝利。この1週間で新聞やTVなどでたくさん報道されたし記事にもなった。
いろんなサッカー評論家が ここがよかった これから先を見据えて今後の課題はこうした方がいい
ここ数日でもいろいろ目にしてきました。
昨日のYAHOO NEWSのスポーツの見出しに
「日本はミニ バルセロナ」ベルギー記者が高評価。
そんな見出しもあった。

そうかあ バルセロナかあ。。。。古いんじゃね?。。。。。
この本を読むと バルセロナじゃなくてドルトムント じゃね?とつっこみたくなります。

今のサッカーってすごいスピードで今日も明日も世界中で常に進化しています。例えばベルギーの記者さんのミニ バルセロナという例え
すごく速いパスまわし、ポゼッション半端ない、現時点で理想の最高のサッカー=バルセロナって書けばいい的な感じが僕には正直古く感じます。
(バルセロナのサッカーは確かに今でも半端なくレベル高いのは間違いないですが)

僕がベルギー戦を見て印象深いシーンをひとつあげるならば試合後半40分すぎくらいかな?森重選手の縦パスが相手に奪われて危ない展開になった。
この森重選手の縦パス 普通にTVでみて印象としては完全にミスで「おいおいもりげー」と僕は思わずTVで朝6時まえに確か言った。
しかしこの縦パス 前線に通ればミスではなく4点目につながるすばらしいパスになってた可能性もあったわけで。
(いつもの森重選手だったら通ってたかもしれない。)森重選手はすごい勇気をもってこの縦パスを前線に入れたと僕は思えた。

こういうミス覚悟でのチャレンジのある縦パスをDFから出せていることに「成長」を感じます。

すごいレベルが高いところで勝負しているサッカーは「ミス」当たり前の上で戦うことがいかに大切なのかがこの本にはよく書かれております。
今週末は僕が応援するF.C TOKYOは湘南ベルマーレと戦いますが、この本ではJリーグの中で一番面白いサッカーをしてるチームに湘南ベルマーレを挙げており、それはなぜかということが書かれています。東京から湘南に今期途中で移籍した大竹選手のことも書かれており 内容的にかなり「旬」な内容もあります。
湘南との試合 相当厳しい試合になるだろうな。湘南の攻守の切り替えの速さで今期のアウエイの湘南で負けた。
この本の第4章「切り替えゼロ秒」これからのサッカーで一番KEYになりそうなことが書かれてます。

失敗を恐れるな ミスを恐れるな
うーんこれって何事においても失敗を恐れず、ミスを恐れずやるって簡単ではない いや難しい 勇気いることだし。
でも それを当たり前のようにできてないと今のレベルの高いサッカーの世界では全く通用しませんよ って感じです。
オランダ戦の後半 そしてベルギー戦 日本代表 ミスを恐れず勇気を持って随所でいいプレーが見られました。
かっこよかった。
こういう姿勢を僕はサッカー日本代表から見習いたいです。

僕は日本ってわりと保守的でミスしちゃ行けない的な感じが未だにスタンダードのように思えるのですが
時代の進むスピードが日々リミットなしで常にスピードUPしている現実を考えると
「石橋を叩いて渡る」という言葉は
2014年のブラジルワールドカップの試合を見終えた頃には
「石橋をたたく時間、それが一番の命取りになる致命的なミスになるから 瞬時にゼロ秒で判断してすぐ渡れ」
じゃないと何事も厳しい…..
なんて思っているんじゃないかと想像するのであります。