こくし

投稿日:2014年3月20日|カテゴリ:若先生日記

国家試験 略して 国試(こくし)
歯医者をするには歯科医師国家試験に合格しないと歯医者の免許もらえず歯科の仕事はできません。
2月に行われた歯科医師国家試験の合格発表が先日あった。
全体の合格率は確か63%とかって感じらしいのだが、おそらく過去もっとも厳しい合格率の数字だと思う。
この合格率は受験した学生にとって極めて厳しい数字だ。
一昔前は歯科医師国家試験は合格率は90%代であったが、ここ10年くらいから合格率が70%だったりちょっと良いときで80%であったりの試験であったのだが
60%代の国試の大変さ、難しさは受験したものにしかわからない非常に厳しい試験と言えると思う。
4、5年前に僕が膝の手術をしたとき入院していた病院である先生が僕に声をかけてくれた。
「三原さんって歯医者さんなんですって?僕は実家が歯医者なんですよ。僕は医者になったんだけど、今弟が歯学部に通っているんですよ。弟の話だと歯科の国試って今ものすごく厳しくて勉強がものすごく大変だってよく言われるんですよ。」
「医師の国試の方が合格率ずーっと90%代だし、国試だけでみたら歯科の方が全然キツいですね。」
おっしゃるとおりです って感じで僕は入院していたベッドでその先生と国試のいろんな話をしたことがある。
お医者さんに最近の歯科の国試の厳しさをわかってもらえているのは不思議と何か嬉しかったりもした。

60%代の国家試験に合格するにはどうすればいいのだろうか?
試験に合格する「実力」が身についていればいい ただそれだけだと思う。
先生に媚売って内申よく書いてもらうとかで先生の前でいくらいい子を演じられても所詮国試はマークシートに黒い丸を塗りつぶすだけの試験なので
もしかしたら後楽園の馬券売り場で土曜の1レースから12レースまでしっかり馬券買っているおじちゃんの方が勉強すれば国試に受かりやすいかもしれない。
(僕が高校生くらいの時に馬券買うのにマークシート方式が採用された)

今の歯科業界は単純に 歯医者さんの数多い→数減らせばいいじゃん→国試の合格率下げればいい(国試むずいから)→歯科大人気ない→偏差値低い→そんなに勉強しなくても歯科大合格できちゃう
→入学してみたら今の国試は厳しいからってことですげえ勉強させられる

こんな感じなので歯学部には入学しやすいけど肝心な歯医者の免許とる国試がえらく厳しいというギャップがすごいのだ。
こういう現実を親も子も理解してないと今の歯学部は厳しいとかつらいとかそんな言葉しかでてこない。

僕はちょっと皮肉っぽく馬券売り場にいるおじちゃんの方が勉強すれば国試にうかりやすいかもと書いたが
試験会場へ裸足にクロックス履いて短パンにTシャツでも「実力」があれば国試は合格します。

そういう意味では白黒ハッキリしてていいんじゃないかな 国試は
コネとか裏口とかそういうのもないし。
問題が漏洩すればNHKのお昼のTOPニュースにもなるくらい厳格な試験だと思うし。

歯医者って仕事 10年以上やってるけどハードだわ
体力ないとできない インベスターZって漫画の2巻の最後の方に体力鍛えろ的な話があるから
国試の勉強で疲れた学生さんはたまに気休めに読んでみてね。「ドラゴン桜」って漫画も実力ありきって意味でいい内容の
漫画だと思うんだけどインベスターZも面白いよ。3巻は今日発売。