医は仁術

投稿日:2014年5月22日|カテゴリ:若先生日記

先週末は上野の国立博物館へ「医は仁術」展を次男坊と見に行きました。

医は仁術

上の写真(僕が撮りました)の絵を見てもわかるように「昔の人は絵を描くのが上手い!」
僕の感想はこれにつきます。絵が上手いと一言で言っても、上手い絵を書けるというのは「観察力」があればあるほど
上手くてリアルな絵を描けたりします。この絵を見ても人の体を解剖していく様子、その場所の空気感、解剖している人の人柄まで何となく伝わってきます。
遺体の下には「ござ」がひいてあたったりとリアルで面白いです。観察力がすごいと思います。
見る人が見れば解剖の仕方も上手いというのがわかります。どういう手順でどうやって解剖していくかにもちゃんとやり方、方法があります。
まだカメラもなけれな医療器具もないような時代に人間が人間の体を理解するために試行錯誤してきた様子がこの展覧会ではいろいろ絵を見ているだけでも伝わってきます。
解剖されている方は犯罪を犯した方だったりするのも展示されている説明を読むとわかります。そういう時代があったのだなぁと思います。

医は仁術

この写真はわかりづらいですが木の入れ歯です。
昔の人の入れ歯は木を削って作っていたのですね。
よくできていると思います。手で削りだすのは手間暇かかります。
「大切なことはたいていは面倒くさい」という宮崎 駿監督の言葉がありますが
昔の人は今の時代の人たちより面倒くさいことが多かったぶん、大切なことへの理解度は深いと思えます。
手間暇かけて描かれたもの、作られたものは時代を超えてもすばらしいと思えます。
物であればそれがシンプルで機能していればなおさらです。昔の時代には今の時代にないシンプルな美しさを感じるものが多いです。
今の僕にはそういうふうに感じるのものに興味があります。

この「医は仁術」展は来週いっぱいでおしまいだったと思います。
興味がある方は国立博物館へ脚を運んでみてはどうでしょう。