ヘルペスウイルス

投稿日:2014年7月30日|カテゴリ:若先生日記

6月中旬から今現在まで「アフタ」と呼ばれる口内炎の患者さんの症例を例年より多くみている気がします。

この口内炎ができる原因はいろいろありますが、この時期はヘルペスウイルスの感染によるアフタ性口内炎が多かったようです。

ひとつ、ふたつ 口の中に口内炎ができても結構痛くて気になるものですが、口の中で多数アフタ性口内炎ができるとかなりの痛みがでます。

僕の経験的には夏が近づく6月下旬から7月につれてヘルペスウイルスの感染は多くみられる傾向があります。

ヘルペスウイルスは暑い季節に仕事や勉強などで疲れがたまった時に感染しやすいように思われます。

ヘルペスウイルスはウイルスなので感染してもおおよそ1週間くらいで抜けると思われます。

感染初期は熱がでることもありますが、気づかないような発熱も多いようです。

小さいお子さんだと「みずぼうそう」が流行る頃でもありますが、これもヘルペスウイルスの仲間みたいなのが原因です。

小さいお子さんでも口の中にプツプツと水ほうができて、それがつぶれるといわゆる「アフタ」のような感じの口内炎となり痛みが強くでたりします。

口の中の口内炎などの症状がでた場合 どこで診てもらえばいいのか悩む方もいらっしゃると思いますが

まずは「歯医者さん」で診てもらえば良いと思います。

処置としてはまず口内炎(アフタ)であればそれに効く軟膏などを塗る処置をすることが多いです。

 

ウイルスの感染によるものでも、最近は口の中にでる症状が多様になっている傾向にあると感じる今日このごろです。

たかが口内炎されど口内炎です。のどの奥が真っ赤に腫れるヘルパンギーナも夏にお子さんがよくかかってたりします。

それが親御さんにも感染(コクサッキーウイルスによる感染)して喉が真っ赤に腫れて痛いなんて症例も夏の季節にたまにあったりします。

(今朝TV番組でヘルパンギーナ流行っているという報道みました たまにでもないのか 今年は…..)

 

ヘルペスウイルスも今年は例年になく流行っていると思える今日このごろ

体の中の神経に潜伏するウイルスなので、症状は神経の走行に沿ってでたりする特徴があります。

顔にでる症状であれば顔には三叉神経であったりいろんな神経が走っているのでその神経のとおっているところに

痛みなどがでたりしますし左右のいずれかにでたりする特徴もあったりします。

口の中にもたくさんいろんな神経が通っているので、その神経にヘルペスウイルスが悪さすると口内炎などいろんな症状がでます。

 

口内炎でこんなに痛みがでているのか?と大学病院へ行った患者さんからの話もこの数ヶ月で聴かせてもらったことがありますが

いずれもヘルペスウイルスの原因によるものだったようです。

当院でも多発性アフタの患者さんがいらっしゃって大学病院へ紹介した患者さんがいらっしゃいましたが

原因はヘルペスウイルスの感染による多発性アフタ と 診断結果をいただいた症例もありました。

(ベーチェットではないと思いつつも確定診断が欲しくあえて大学病院へ紹介)

 

夏に流行るウイルスって結構あります。そして口の中に症状がでるものも多いです。

夏は暑くて疲れやすいですから疲れたときは無理せずよく休むことを心がけたいものです。